【 MY NOTE 】

MY NOTE:つれづれと綴るもの。


サイト改装&漫画のストーリー年表 公開しました  2018/09/09(日)
せっせとラクガキ  2018/08/28(火)
Episode 5-3 Part 3 オマケ漫画 描きました  2018/08/25(土)
Episode 5-3 Part 3 終了しました  2018/08/22(水)
無謬性とは  2018/08/18(土)


サイト改装&漫画のストーリー年表 公開しました

このサイトの漫画ページのデザインを改装しました。

http://www.cristinmilites.com/comic/index.html


複数のhtmlファイルを管理するのが面倒になったので、cssの1カラムのデザインをお借りして調整しました。

そしてもう公開するのもいたたまれない古くて下手な過去の作品は下げました。
ああもうすみませんっ 正視できないんですっ



また、読者の方から漫画の中の出来事年表みたいなの欲しい…とリクエストいただいていまして、
Episode 5が完結したら作る約束でした。


http://www.cristinmilites.com/comic/hat_timeline/timeline.html



漫画の設定やキャラ紹介は今までしていなかったのですが(なんか知らんが恥ずかしい)
さすがに長大な話になってきて、特に舞台の国の歴史あたりがややこしいだろうと思ってタイムラインを作りました。

ほーんそうなのかー くらいに軽く参照していただければ嬉しいです。


登場人物もさすがに増えてきたので、第一部完結を機にまとめようと思いました。

しかし自分でキャラ紹介の文章を書くのって恥ずかしい…

こんなものまで読んでくれる人がいるのか!? 
という価値の分からない文章を書くのは疲れましたが、
皆さんそれぞれお好きなキャラをチェックしてください。


ちなみに名前がついているキャラをとりあえずピックアップしてまとめましたが、
今のところ53人でした。

多いのか少ないのかわかりませんが… ^^;;

もしあの人忘れてるよ! というキャラがいたら教えてください。

自分で描いてるはずなのに、完全に忘れてたりするんです。本当恐ろしい…




そういえば、漫画の舞台の国には名前がないことに気づいている読者さんがいらっしゃったら嬉しいです。

具体的な名前をつけたくなくて "我が国" という曖昧な表現で濁していました。

敵対国まで名前がないとさすがにややこしいと思い "マシニア" という架空の名前をつけましたが…

首都の名前もありませんが、唯一具体的な名前をつけた
"学術研究都市 ネオ・アレクサンドリア" という響きはとても気に入っています。

アレクサンドリアの歴史上の立ち位置からも、架空の学術研究都市の名前にしたら素敵だろうと考えたのでした。
Date: 2018/09/09(日)


せっせとラクガキ

漫画の本編を描いている間はそれにばっかり集中していて碌にイラストも描いていません。

イラスト描く時間があるなら本編を進めたい… と思うあまり、
素材用のイラストカットさえ乏しいのを後ろめたく感じていたので
せっせとラクガキやらイラストを生産しています。


メールフォーム等でメッセージくださる皆様、本当にどうもありがとうございます。

心の励みです。


本当にもう、疲れが溜まってくると
自分が心血を注いで描いている漫画も、所詮こんなものかなぁ… と限界の壁のようなものを感じてとても落ち込みます。

無価値なものに長い間相当な時間と労力を注ぎ込んでいただけだったのかもしれない。

人生の中の若い貴重な時間を、有意義な生産をすることもなく浪費していただけだったのかもしれない。

などとこんな風に、自分の作っているものが卑小なものに思えてとても落ち込むのです。



そういう落ち込みと回復・前進のサイクルを繰り返しながら漫画を描いていて、
今まさにちょうど落ち込んでいる最中なので(笑)
メール等いただけると本当に気が楽になりました。



あああ 疲れているのですね。
あと少し、用意するものができたら休みます。

休んでまた執筆を再開します。


Date: 2018/08/28(火)


Episode 5-3 Part 3 オマケ漫画 描きました

恒例?のオマケ漫画描きましたよ。
相変わらずアホなノリなんだけれども。

カリストを描いていると、ギャグ担当の変人に寄せたくなってしまう…
この漫画のイケメンは曲者ばかりだのう…


Episode 5−3 Part 3オマケ漫画 『ジョン・カリストは笑わない 2』

http://www.cristinmilites.com/comic/hat5_3_3/omake/omake.html
Date: 2018/08/25(土)


Episode 5-3 Part 3 終了しました

Episode 5-3 Part 3 終了しました。

長かった Episode 5 もようやく完結です。


ああ本当に長くてしんどかった。 
当初の算段ではもっと早く終われるはずだったのですが(脳内計画って本当に理想と希望だけだな)
延びに延びて一年半もかかってしまいました。


Episode 5 の総ページ数を数えてみると722ページにもなっていました。

えっそんなに!? と自分で驚いた。 オマケ漫画を足すともう少し増えます。

よく描いたなー と自分でも感心するのです。


思えば Episode 5 を描き出す前、漫画の中で消化しなければいけない要素のあまりの膨大さに
気が遠くなって、かかる労力を想像するだけで気が滅入って、心が折れそうになっていました。


けれど長編漫画を描き続ける上において何よりも大事なのは、とにかく1ページでも先に進めることで、
先のことしか考えず、後ろを振り向かず、一歩一歩その日にできることを
ひたすらコツコツ延々と、踏みしめるような感覚で描き進んでいました。



そうして完成した Episode 5 、ああもう頑張った頑張った。
疲れているので大した言葉で表現できませんがよく頑張った。

これだけ踏ん張れたんだから、まだ先も頑張れるなと自信がつきました。



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さて今回の Episode 5 は、仕掛けを仕込んで最後にはマルセルの愛の告白に帰結するお話でした。




物分かりのいい男キムに言わせたセリフが気に入っているのです。

このセリフを言う度量のあるキャラは誰だろう? 
なんだかんだで物分かりのいいキムが適任だな! キムさんカッコイイ! と 描いててキュンキュンしました。



「愛」という言葉をセリフで使うのが自分でも気恥ずかしくて
これまで漫画の中でもここぞというときにしか使っていなかったのですが、

だからこそ、これはここぞという場だったのだと読者の皆さんに伝われば嬉しいです。



「愛」というのは性的な欲情よりも利他的な思いが先にくる言葉であるはずだと私は考えていて、
少なくともマルセルについてはそれを信条としている。


マルセルは、友人ふたりの人生を思い、厳しい忠告を与えつつ、ふたりのためならどんな協力も惜しまないと伝えました。



人がかなり手ひどく孤独感を覚えるのは、好きな相手が自分とは別の誰かと結ばれて家庭を築いたその姿を見たときではないでしょうか。


自分の好きな人が、他の誰かと心身が結ばれ、さらに子供までいる。
それに対して自分はひとり… なんて状況になったとき、
ああもう死んでしまいたい。 
そんな気持ちはたやすく想像できる。


それでもマルセルは、自分が傷つくのを厭わずクマイラに家庭を築くことを進言しました。
彼がほかならぬ気持ちを抱き続けているであろうクマイラに対して。



マルセルってやつはカッコイイなぁ、と 自分のキャラクターなのに惚れ直してしまう作者なのでした。



傷つけあっても誠実な愛情で結ばれたふたりなのだから、きっと神の祝福が与えられるはず。
だからこそ、きちんと正式に結婚して神の祝福を受ける体を整えろとマルセルは言う。


しかしクマイラは、それを根拠のない楽観だという。


マルセルの進言は拒否し、ふたりが自分自身で選択した人生を歩むのだと決めたクマイラと、主人公と、
ガチガチの一神教的な価値観を持つマルセルとでは
根本的に考えが違っていることを浮き彫りにできたかなと思います。



だからこそ最後のショットはお気に入りなのです。
3人で楽しくお酒を酌み交わすシーンで Episode 5 を終わらせたかったので頑張りました。


マルセルの立ち位置が、ふたりを祝福している聖職者のような構図になればいいなぁ、と思って描きました。


形式としての結婚を選ばないと決めた、共に親も亡くしているふたりを
せめてマルセルが祝福しているような絵にしたかったのです。

描いてて胸がいっぱいになりました。




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Episode 5 の終了によって、自分の中で感覚的に漫画の第一部が完結したように思えます。

次の第二部は、主人公の少年時代から遡る過去編になります。

物語の空白を埋めてゆくのでまたかなりのボリュームになるのではないかな?

演出上、第一部では一言も喋らなかったドS軍人ストラウスも第二部ではちゃんと登場します。

お楽しみに!
(ドS軍人は作者好みのルックスなので自分でも楽しみだ…)



次のエピソードを開始するまで、色々準備するものがあるので、ちょいちょい作ってまた公開します。


それでは読者の皆様、今後とも末永くお付き合いください。



Date: 2018/08/22(水)


無謬性とは

無謬とは理論や判断に完璧に誤りがないことを示す、神学や政治哲学的な議論の場でしか見かけない難しい言葉です。


ただの一点の曇りもない完璧な正しさ、それはまさに神の御業であるという、一神教的な価値観を含む言葉だと思います。


しかし無謬性という言葉が人間が自ら作ったものにあてはめられるのかというと、
同じく一神教の価値観の根底にある、人間は弱く愚かですぐに間違えてしまうという、そもそもの性悪説的考えに矛盾します。


人が作ったものに無謬性はあり得ない。

だからこそ常に間違いがある可能性に目を背けず、
完璧に正しい超人的な人やモノやシステムの到来を期待せずに、
自分の力を信じて、自分自身で生きていかねばならない。



ハンナ・アーレントの『全体主義の起源』では、70年近く前に書かれたにも関わらず、
現代社会と殆ど変わらない社会と人間の脆さを指摘しています。


社会不安になったとき、大衆は漠然と理想的世界の到来を想像して期待する。

生涯の安住を約束してくれるような世界、
ナチ党はそうした世界観を構築し、人々に啓蒙することに成功した政党のため、世界観政党とも呼ばれている。


そして世界観政党の指導者の絶対条件は「繰り返し実証される」無謬性である、という。


例えでっち上げでも指導者が繰り返し、首尾一貫して完結を迎える論理を展開すると、
人々はそこに勝手に神がかったカリスマ性を見出してしまう。


口が達者な人が詐欺師になったりカルト宗教の教祖になったり… というのは程度の大小はあれどこういうことなんですね。

破綻せず完結する論理を繰り返し繰り返し展開していると、嘘でも誤魔化しでもなんでも真実味を帯びてくる。
目の前にいるこの人は、誤ることのない絶対的に正しい人だと期待するようになってくる。


その妄信の危険性をアーレントは指摘しています。


要約がこちらのブログにまとめられているので、興味のある方は是非どうぞ:
http://oshimayukinori.hatenablog.com/entry/20100910/1284124195


以下の記述などは、ネット社会が発達した現代の方こそ改めて啓蒙すべき一文ではないかなと思いました。


"大衆は自分を信じていないから、自分の経験を頼りとせず、五感も信用していない。
それゆえに彼らにはある種の想像力が発達していて、
いかにも宇宙的な意味と首尾一貫性を持つように見えるものなら、なんにでも動かされる。"

"大衆を動かすのは、大衆に約束する、勝手にこしらえた統一的体系の首尾一貫性だけである。
あらゆる大衆プロパガンダにおいて繰り返しがあれほど効果的なのは、大衆の呑み込みが悪いからではない。
論理的な完結性しかない体系に、繰り返しが時間的な一貫性を架装するからである。"



大衆は自分を信じていない、という指摘。
この感覚がまさに現代的なのでアーレントの先見性に驚きます。

自分自身を信用しておらず、生きることにも消極的選択をするのみ、
やがていつか漠然と、自分を取り巻く環境が良くなればいいなぁ、と淡く期待する。


こういうスタンスの人の目の前に、あるとき完璧な理論展開を持つ存在が現れたとき、
それに無謬性があると信用してあっという間に傾倒してしまうというのです。


アーレントの著書では、もちろんヒトラーやスターリンを指し示して批判しているわけですが、
完璧な理論展開を持つ存在というのは人間だけではなく、システムでもあり得ることです。


とても魅力的で完全運用できるシステムのように見えても、
そこには常に間違える可能性があることを忘れてはならない。
何故なら人が作ったものに完璧などあり得ないのだから。



日本人には一神教的価値観の影響が薄いのに、どういうわけかシステムにおいては無謬主義が蔓延っていると言われています。


そのシステムは間違えてはならない、という大前提で進んでいるので
間違えた結果を想定した運用になっていない。
あるいは間違えることに対してとても厳しい。

こうした我々の根底にある間違えへの恐れが、色んな苦しみや歪みとなって現代人に現れてきているのではないのかなと考えています。


完璧な正しさなど人間にはあり得ないのだ、間違えて当然なのだという心構えでいた方が、
心が委縮せずおおらかに生きていけるのではないのかなと思います。



Date: 2018/08/18(土)


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