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はじめに [3] モノの代わりにネタを提供したい!

モノの代わりに回想のネタを提供するブログにしたい!

近頃の私は作業中BGMに脚本家・三宅隆太先生のポッドキャストを好んで聴いていて、三宅先生の著書も読みました。(大変勉強になる本だったので、後日また詳しく紹介したい)

著書の中で大変印象深かったのが、『過去には二種類ある。「清算済みの過去」と「未清算の過去」だ』という趣旨のお話でした。

嫌な記憶で自分を苦しめるのは「未精算の過去」に外ならず、どうやってそれを清算できるのか折々の局面で向き合わねばならないことがあります。時間薬で清算している人が最も多そうですが。

過去を回想するとき、そんな「未精算の過去」を掘り返して傷口を開くのはおススメできません。回想のメリットが吹き飛び、むしろ逆効果。

『回想脳』の著者・瀧靖之先生はどんな記憶を回想するべきかの目安として「懐かしい」と感じるもの、と提唱されていて、なるほどこれは正しく的を射た指標だなと思いました。

「懐かしい」と感じられるアレコレに触れたら、それに関連する記憶をどんどん「引き出して」いく。

回想を脳トレ的な目的で実践するならば、情報の再引き出しと記憶の関連付けを改めて行うことが肝心なのだそうです。

そのために記憶を引き出すきっかけになりうるモノを断捨離しすぎることはおススメできないのですが、かといってモノに溢れる家も困る。

要は「ああ~懐かし~」の発生装置があれば良いわけで、それならばモノでなくてもネタでいいのでは!? と思い至りました。

そうしてこのブログは、無形のネタで「ああ~懐かし~」を提供することが目標です。

私自身が回想と再発見からワクワクを取り戻して、この先の創作人生も精力的に邁進したいという目的がありますが、読者の皆さんも「ああ~懐かし~」なネタで脳を刺激して楽しんでくだされば幸いです。

懐かしいアレコレに脳が揺さぶられて、固まっていた心がちょっと動いてくれたら、このブログの目論見は大成功です。

参考書籍

『昭和50年男』をご紹介したかったのですが、人気なようでネットショップでは完売しているところが多々…。

女性版の『昭和45年女』のみ今は載せておきます。こちらの号を私も買いましたが、懐かしい昭和後期のお菓子たちがふんだんに掲載されていて、ノスタルジーの扉開きまくりです。

あの頃のお菓子って冷静に考えると、今と比べて別にそれほど美味しくはない(爆)それでも子供だった時代のゆったりした時間の流れや空気感と共に記憶に刷り込まれているので、回想するだけでも癒しになるんですよね。

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