MY NOTE 新設。活動の幅を広げたい。

やってしまいました。別に作っていた漫画制作の記録用ブログを壊してしまいました。

先日サイト全体をSSL化させたのですが、古いブログツールはSSLに非対応だったため自分で手直ししていたものの、やはりうまくいっていなかったようです。素人には手に負えない改修工事でした。

このブログの親元になる「cristinmilites.com」はかれこれ運用20年にもなる老舗サイトですが（笑）各所にふっるい年代物のCGIなどを残しっぱなしだったため、別ブログが壊れたのを契機に一掃してこのブログに内容を統合させようと思いました。

もう既にブログのコンセプトが混迷している（笑）

ちなみに2代前の日記はまだ残っていたので備忘録としてここに残しておきます。

このブログを立ち上げた当初のコンセプトは、「ノスタルジーを醸すゆるいエッセイ漫画ブログ」だったのですが、欲が出てきて他の方面でも記事を書きたくなりました。

当面これらの主題で記事を綴っていこうと考えています。

なんだかボヤっとしたタイトルですが、「cristinmilites.com」を20年前に立ち上げて以来、日記＆雑記ページはずっとその名前だったので引き続きその伝統を受け継ぎたいと思います。

本当にただの日記だったのですが、近年は私の長編SF漫画『HATSHEPST』に関する制作の記録やお知らせのために使っていました。

寒冷化が訪れ人類の居住可能領域が狭くなった近未来。
今とは社会構造が少し違う世界で、病の恐怖から人々を救い、弱りゆく人類の種の寿命をのばそうと、挑戦し、挫折した一人の医師と、その周囲の人間たちの物語。

2004年から描き続けているオリジナルのSF漫画です。今年（2022年）で開始から18年目にして3000ページを越えました。大長編を目指しています。

近未来でディストピアに向かいつつある世界の過程を描く暗いSFですが、その中でも人間同士の愛憎や葛藤を描く「SFヒューマンドラマ」というジャンルを体現すべく挑戦しています。

このページを読んでくださっている方は、既に『HATSHEPST』で私を知ってからご覧いただいている方が殆どだと思いますが、このブログから私をお見知りいただいた方々は、是非『HATSHEPST』もご覧ください。こちらが私の本業でございます。

活動の幅を広げたい

ようやく本題ですが、「活動の幅を広げたい」　言葉はそれに尽きます。

このブログを立ち上げた理由は、以前も書いておりましたが、

有り体に言うと、脳内に溢れてくるネタの数々を放っておくのがもったいないというのがブログを立ち上げた正直な理由かもしれません（笑）

漫画にしてネタを消化できたらいいなという気持ちが70％くらい、普段描いている暗いSF漫画とは全然違うゆるいエッセイから私を新しく知ってもらえる機会になればいいなという気持ちが30％くらい。

今までも粛々と漫画を描いてきましたが、いつまでも同じことを続けていても頭打ちになる。少しずつ活動の幅を広げていかなければ、という焦燥感にも駆られました。

続けなければ成果が得られないのが創作活動ではありますが、一方でずっと同じことを繰り返していても、頭打ちになってそれ以降は下降してゆく一方だろうという感覚があります。

ここいらで新しいことを始めて活動の幅を広げたいという気持ちが強くあります。

「活動の幅を広げる」活動の一環で、PIXIV FANBOXも始めました。

先日Pixivの運営に『HATSHEPST』を取り上げて紹介していただけたのですが、それ以降Pixivでのフォロワーさんが爆増して読者サービスせねばと尻に火がつきました。

拙作を一番読まれていなかったのがPixivだったのに、ここにきて読者さんが増えたのはとても嬉しかったです。

『HATSHEPST』の制作裏話などをいろんな切り口から綴っていきたいと考えています。

当面有料の記事を設ける予定はありませんので（それでも支援者さんがいてくださることが大変ありがたい）是非覗いてください。

PC環境の引越しはものすごい面倒なのでいつも躊躇してズルズル古いマシンをいなして使っているのですが、最近Lenovoでとてもお得なキャンペーンがあったので勢いで新調しました。

実に17年ぶりにデスクトップに返り咲きました。

CPUがIntel Core i5からAMD Ryzen 5 Proになり、メモリも40GBに増設したので爆速です。

10年以上の長きに渡ってノートPC使いで染みついた癖が払拭できずにまだまだモタついていますが、道具が格段によくなったことで俄然やる気が出ました。

活動の幅を広げる分、それだけ時間も必要になりますがマシンパワーの向上で多少カバーできる部分もあると思います。あとは自分の中で上手に時間配分して創作を続けていきたいです。