Episode 5 : ミハエル・マルゲリフを追って    

Episode 5-1  (全96p)
Episode 5-2  (全166p)
Episode 5-3 Part1  (全165p)
Episode 5-3 Part2  (全110p)
Episode 5-3 Part3  (全185p)

Episode 5-2 おまけマンガ ジョン・カリストは笑わない
Episode 5-3 Part1 おまけ漫画 (全21p)
Episode 5-3 Part3 おまけマンガ ジョン・カリストは笑わない 2

story

隣国マシニアとの今後の関係について国内は揺れていた。

マシニアとの開戦を推し進めようとする右派たち、あるいは断固戦争反対な左派。
そこにはそれぞれの立場の人間による様々な考えがあり、誰が正義とも断定できない現状があった。
それを暗喩して、どこにも悪人などいないのだとマルセル・クランゼは語る。

一方で国内のどの立場の人間とも異なる理念で暗躍している組織があった。
Q組織と軍人たちが仮称する狂信集団、その中で先行するミハエル・マルゲリフという正体不明のスパイ。

果たしてQ組織の目的は何なのか。
ストラウスの部下たちは、ミハエル・マルゲリフの影を追う。

Episode 4 : 家族   

Episode 4-1 (全135p)
Episode 4-2 (全102p)
Episode 4-3 (全123p)

Episode 4-2 おまけマンガ お絵かきの宿題
1000ページ達成記念エッセイ漫画 創作あれこれ話 /2016年11月制作
Episode 4-3 おまけマンガ コスプレ誕生会

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かつての恋人クマイラ・ラーゼフォンと交遊を取り戻し、ふたりで協力しながらハトシェプストを守り育てていくようになった主人公。
そこには血はつながらずとも不思議な家族の姿があった。

これまで明るく振舞っていた同僚に密かな悲しみがあったことを知った主人公は、アンドロギュノスの改良案を模索するべく行動を開始する。

果たしてアンドロギュノスは人類を救えるのか。
官僚クエン・グオンは研究者と議論を交わしながら、遺伝子劣化説への対応の難しさを再認識し、苦悩する。
人間の種の存続のために、国家は個人の幸福を犠牲にするのか、あるいはそれを守り通すのか。
考えうる暗い未来は彼に不安感を与え続けていた。

他方、隣国マシニアの内戦を前後して国内に謎のスパイ組織が暗躍していることを諜報部の軍人たちは嗅ぎ取っていた。
ストラウスが狂信集団と呼んだそれを突き止めるべく、軍人たちは調査に乗り出す。

Episode 3 : アンドロギュノス計画  

Episode 3-1 (全114p)
Episode 3-2 (全114p)
Episode 3-3 (全99p)

Episode 3-1 おまけマンガ おちゃめなクエン君 1  2

story

遺伝子劣化説、それは寒冷化を迎え、幾多の世界大戦を越えてきたこの世界で、研究者の内々に密かに囁かれる暗い仮説。
アンドロギュノスは先細りする人類の種の寿命を延ばすひとつの可能性として考案された人造生命体だった。
一度は軍人の元で行われたが頓挫したアンドロギュノス実験を、マルセル・クランゼは再び、今度は官僚たちの庇護の元に再開するよう提唱する。
アンドロギュノス計画が始まった。

他方、隣国マシニアの悪政の結果大量に出現した難民たちに官僚たちは難儀していた。
穏健派の官僚たちは隣国との開戦をよしとせず、さまざまな思惑をはらんで難民たちへの人道支援が進んでゆく。

Episode 2 : ハトシェプスト 

Episode 2-1 (全92p)
Episode 2-2 (全71p)
Episode 2-3 (全119p)

Episode 2-3 おまけマンガ マルタさん 1  2  3

story

死体しか触ることができないと制約された主人公は解剖医として移植用の臓器を摘出する日々を送っていた。
ある日厚生省官僚の旧友から連絡が入る。
ウイルスによって全滅した村から連れ帰りかくまっている幼女ハトシェプストは、かつて主人公自身が実験していた人造生命体アンドロギュノスであると旧友は見抜いていた。
不穏な動きをする軍閥を出し抜くためにアンドロギュノスの実験を再開することを旧友は持ちかける。

Episode 1 : 全滅の村

Episode 1-1 (全45p)
Episode 1-2 (全57p)
Episode 1-3 (全32p)

story

ある辺境の村で数日のうちに死に至る猛毒の伝染病が発生した。
ウイルスの恐怖に人々は村を打ち捨て、そこには逃げ遅れた弱者の累々とした死体が残されていただけだった。
監察医として派遣された医者は、そこで生き残った幼女を発見する。
治療法もワクチンとてない伝染病にも関わらず、幼女は感染すらしていなかった。
ふつうの人間ではないかもしれない。
医者は、不確かな疑いをもって幼女を見つめる。