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創作回想録 [1] 大事にノートを選んでいたあの頃

ノート漫画を一生懸命描いていたあの頃

絵や漫画を描くのが好きな人に共通している思い出でしょう。ノート漫画。

私も御多分に漏れず、ノート漫画から創作を出発させたクチでした。

読者は仲のいい友達だけ、家族には恥ずかしくて見せられませんでした。

と言っても全てのノート漫画を明け透けに友達に見せられていたわけではありません。

人に見せられたのは、4コマ漫画などのギャグものとか、軽快でゆるい作風のものだけで、シリアスなストーリーものは自分の内面をさらけ出すようでどうしても抵抗がありました。

子供心なりに人の目を意識して漫画を描き分けていたようです。

『セイレーン王国の秘宝』はそんな友達には見せられないタイプの漫画でした。それなりにシリアスで、それなりにドラマ的なストーリーを描いていたように覚えています。

あまりにもダサいタイトルに、今となっては笑いがこみ上げてきてしまうんですが(笑)

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